スニーカーのリスク、その5【黄ばみ】】
2019年03月21日
スニーカーのリスクその5【黄変】
前回は
▷▷▷その4は【レザー(革)】のリスクを書かせて頂きました。
今回は
スニーカーのリスクその5【黄変】
これは主に布製しかも白い綿のスニーカーに大変多く見られる現象です。
家庭で白いスニーカーを洗ったら洗っているときになかったはずの黄ばみがでてきた!
なんて事はよくあることだと思います。
石鹸のすすぎ不足、アルカリ残留により乾燥後にそれが黄ばんでくるのです。
アルカリが強く汚れが取れやすい石鹸にはよく青とか緑の色がついていますがなぜだかご存じですか?
「すすぎをしっかりして石鹸を残さないようにして下さい!」
と、いう意味らしいです。
私も石鹸メーカーさんに聞いて初めて知った時はびっくりしました! 早く言ってよ~(笑)
【アルカリ残留による黄変】
また洗ってよく濯げば消える!
場合もありますが実はなかなか消えない場合の方が多いでしょう。
濯ぎ不足によるアルカリ残留が黄変の原因の半分位をしめます!では他の黄変の理由は?
実はこれを含めて14パターンあります。
そしてそれに合わせた様々な黄変除去の技術があります。
レッツのスニーカーメンテナンス、クリーニング講習会で技術、ノウハウを一日かけて公開しております。
この原因と修復方法をまとめたものは世界初だと思います。
学会に論文を提出しなければ(笑)
ほとんどの黄変を除去してもとの白さを復活させます。
白以外のスニーカーの黄変も修復できます!
※できないケースもあります。新品同様にはなりません。
と、いうわけで黄ばんでしまってお困りのスニーカーもあきらめないでご相談下さい。