なぜ最も汚れているのにクリーニング屋さんでメニュー化されてこなかったのでしょう?
2019年02月08日
【スニーカー!最も汚れていてきれいにしてほしいニーズも高いのになぜクリーニング屋さんで今まで本気のメニュー化がされていなかったのか?この需要が掘り起こされなかったのか?】
これには理由があります。
1.衣類にはケアラベルがついていて何でできているか、どのような洗浄方法で洗えばよいかメーカーが指示している。
これはユーザーにメンテナンスの保障をしている事になります。
しかし靴、スニーカー、カバンにはそのケアラベルがついていません!!
素性もメンテナンスの方法も分からない。何かあってもメーカーは保障してくれない。
2.激しく汚れている!路面に近いのですから当然、衣類より汚れがひどく、とれにくい状態のものが多い。
3.足元ですから過酷な環境下で破れやハガレ、キズなどダメージを受けている。
4.素材が合成皮革製が多く、底などは必ずいつか加水分解を起こす、発泡ウレタン製が多い。製造から3年から5年で劣化がはじまり10年もつなんて極めてまれです。寿命が短いアイテム。
5.低額品ばかりではけしてなく高額ハイブランド、プレミアム商品も多く、幅広い価格帯、客層がありメニュー化が難しい。
6.メンテナンスのリスクの高いアイテム。(合成皮革の劣化、色が出る、ヒビワレ、ハガレ、変形、加水分解など)
7.白スニーカーでよくある黄ばみ(黄変)の様々な原因と解決方法が確立されていなかった。(レッツリフォームはここを解明しました)
8.日本に足元をきれいにする!と、いう習慣、文化がほとんどなくなっている。
9.洗いの専門家、クリーニング業界はこのようなリスクを認識しているのであえてリスクの高いスニーカーの需要を掘り起こす事をしなくても儲かっていた。(現在は?)
10.このアイテムのメンテナンス、クリーニング技術ノウハウが確立されてなく、学ぶための手段もなかった。
以上が主な原因でしょう。
しかしクリーニング業界はファッションのカジュアル化、家庭洗濯の進行により年々厳しくなってきています。
いよいよこの難関アイテム、【スニーカー】にチャレンジをはじめてきています。
水洗機でスニーカーを傷めることなく安全にきれいに洗う、大イノベーションもできました!これにより大量生産が可能となり、低料金化、短納期化が可能となりました。消費者様が利用しやすく、満足いくサービスになった!私も本当にびっくりしました。
いよいよ難攻不落のスニーカーの棘の山を
宝の山に変えていく準備が整ったと思います。
レッツリフォームもスニーカーの手洗いを研究し10年、このノウハウを公開して業界の発展に少しでも貢献していきたいと思っております。