スニーカーのリスク、その4【レザー(革)】

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スニーカークリーニング

革の劣化

スニーカーのリスク【その4】

▷▷▷前回はその3として合成皮革について書きました。

今回はその4【革!(レザー)】

これについて深く書いたらきりがありません。衣類の繊維と同じくかなり膨大な情報量になってしまいます。

ここでは革のスニーカーを洗うことに対するリスクを書かせて頂きます。

革製品は通常、水洗いすると多少風合いが変わったり、固くなったりします。

油分が多少抜けるからですね!

しかしスニーカーは最も雨などで水に濡れやすい環境にさらされているアイテムですさらに家庭で洗ってしまおうとする人達も多いはずです。

スニーカーは耐水性を高めた革を使っています。(全てではありません)

しかし家庭で石鹸つけてゴシゴシ洗うとスニーカーでも革が固くなった!

と、いうご経験はありませんか?

また雨の日にはいてそのまま放置して乾いたら縮んでしまったということはありませんか?

だからプロは油分入りのレザー専用ソープでレザー専用の洗い方で洗っています。

だから水洗いしてきれいになるだけでなく、仕上げにさらに油分補給までするので革の柔軟性と艶が復活して生き返ります!

しかし最初からカチカチになってしまっている革は油分入りの洗剤で洗っても油分補給しても復活しません。

洗うことでバリバリに合成皮革のようにヒビが入ってしまう場合もあります。ヒビが入っていたら、または洗って入ってしまったらもとには戻りません。

革組織に保水力、保油力がなくなっているのです。

だから

ここまでにならないように革には定期的なメンテナンスが必要です。(品により大差があります)

スニーカークリーニングもやはり革製品は専用のレザーコースでクリーニング、メンテナンスをお勧めします。

では、すでにバリバリになってしまった革のスニーカーは………

合成皮革同様、寿命!

しかしこの寿命は天寿ではなく、人間で例えるなら食べ物を与えられなかったからお亡くなりになったケースといえるでしょう。

本当に痛ましいケースだと思います。

そうならないためにも革製品はプロに任せて頂きたいと思います。

家庭で洗ったらカチカチになってしまったとのこと。(理由はブログ参照)

革がカチカチになって表面の塗装までヒビわれてきたケース!こうなるともう再生は難しい。

最も簡単でわかりやすい革の本だと思います。(革靴、革のスニーカーに限定したからです)一冊300円(税別)