スニーカーの黄ばみ除去が困難な理由!
2019年05月29日
「スニーカーの黄ばみ除去」が困難な理由!
白いスニーカーを雨の日にはいて、放置して掃こうとしたら黄ばみだらけになっていた!
自分で洗って、乾燥したら最初になかったはずの黄ばみがでてきた!
こんなご経験はないですか?
不思議だと思ったことはないですか?
黄ばみには様々な理由(正式には14パターンあります)がありその原因によって様々な除去復元技術があります。
この白いスニーカーに起こる謎の黄ばみの最も多い理由は・・・・?
A「石鹸で洗って、濯ぎ不足で石鹸残留して黄ばんできます!」
Q「それはおかしい!凄くしっかり濯ぎましたよ」
A「そうでしたか!ではアルカリの強い石鹸を使われてアルカリが強い状態で乾燥されたかもしれません。酸で中和が必要でしたね!」
Q「それはおかしい!実はそれも知っていてクエン酸を入れて中和しましたよ、それに雨の日にはいて石鹸も使わず洗ってもないのに黄ばみができるっておかしくないですか?」
A「いよいよ核心に近づいてきましたね~(笑)
スニーカーの綿布地って白いですが本来の綿の布地は生成です。
ここまで真っ白にするには凄い漂白処理がされています。もともとアルカリ残留があるのです。
だから水に濡れただけでそのアク(アルカリ残留や不純物)が水が乾燥するとき水分と一緒に表面に浮きでてくるのです。だから中和してもアク(不純物)が残れば黄ばみとなって現れます。」
Q「ではなぜ全体的に均一に黄ばみがでないのですか?部分的だからまだらに、濃くなりますよね!」
A「乾燥するとき毛細現象といって不規則に乾燥するので見るからに汚いまだらな黄ばみなってしまいます!」
Q「ではどのようにすればよいのですか?」
A「企業秘密です!
なんてここまで書いてイジワルは言えません(笑)」
毛細現象を起こさせないように!急速、全体乾燥です!
これがほとんど方がご存じないことです。ここまでやらないとまだらにできる黄ばみ除去はできません。
しかし!
さらに一度、黄ばんで日数がたったものは石鹸でガシガシ洗っても除去できない!
漂白処理が必要です!
汚れはなんとか石鹸でガシガシ洗って落とせても黄ばみは落とせない!(できたて黄ばみは落ちやすい)(革や合成皮革は基本的にはNG)
前回の黒ずみとは全く異なります。
もし、ここまでしなければならないとしたらもう、1000円(~2000円)くらいならプロに任せた方がよくないですか?(笑)
白いスニーカーの汚れではなく「黄ばみ」、ご自分でムリそうならプロにおまかせ下さい!
元どおりの真っ白に戻りますよ(^_^)/
※しかし、これでも除去できない、消えない黄ばみもあるはずです!
なぜなら黄ばみの原因は14パターンもあるから!
スニーカーの黄ばみは侮れません!
あきらめないでご相談下さい!